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■横須賀まつり〜北町組(楓童車) 

 山車蔵に板書きが残されており,また山車の框の墨書などからこの山車は,文政9年(1826)から文政10年にかけ建造された事がわかります.
 板書きによると,元治元年(1864)山車の漆塗りや箔押しなど多く手が加えられたようで,このときに瀬川治助(重光)の手により彫刻が加えられております.
 高欄下の支輪彫刻は瀬川治助重定による「唐獅子」で、手鞠獅子など様々な獅子を見る事が出来ます.
 山車の大幕は横須賀の山車のなかでは,唯一組名「北町」の刺繍が入った特徴ある猩々緋でした.(現在は,本町組以外の他組も組名が入るようになっています)

昭和51年解体修理
 壇箱「老松」など
北町組の彫刻
 紅葉の木に倒立
北町組のからくり人形
 からくり人形詳細
北町組のからくり人形2

水引幕 赤地に竜虎・亀・鳳凰・麒麟の刺繍

本町組同様、高欄の張りだしは大きい.
また、獅子、龍の組み合わせは本町組と逆になっている.
山車の内部にある板書です.
『昭和19年9月吉日 大東亜戦争 必勝祈願 行司 村瀬丈太郎
昭和18年祭礼当日 屋台地上へ落し破損至其れ故修理至者也』

昭和18〜19年といえば戦争も一際激しくなった頃です.戦時中も途切れることなく祭礼が行われていた証でしょう.
前棚に上がる部分に残る鴨居の溝.
襖(ふすま)がはめられていたのだろうか.現在襖はない.


大どんてん
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