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 ■横須賀まつり〜大門組

 古い水引幕が寛政6年(1794)に作られている為,山車の建造もこの頃と推定されます.横須賀の山車5台の中では一番古い山車です.
 他町内の山車と比べ、やや小ぶりで山車彫刻も他と比べ比較的簡素である事や、高欄部の張り出しも比較的少ない事から年代の古さを感じます.
山車の細部が他の3組(4台)といささか異なる事.山車の建造時期の違い、山車囃子や曳行法など他組との違いが多く見られます.
 壇箱彫刻は北町・本町・八公の壇箱が瀬川治助重光の作品なのに対し,この大門組の山車は父瀬川治助重定作によるものです.壇箱彫刻の制作時期も一番古く,この大門組の山車をきっかけとして他車にも広まったものと思われます.
近年高欄周りや支輪部に新たな彫刻を追加しました.

平成9年台輪、柱、格子等新調.
 壇箱「六玉川」など
大門組の彫刻
 三番叟人形社に変化
大門組のからくり人形

四本柱後部を覆う追幕(?)が見られるのは名古屋型では有松の唐子車などごく僅かです.
おそらくからくり人形の仕掛けを見えなくするためでしょう.


水引幕 紺地に鳳凰の織物

采振り人形のない前棚
三方にのせられた瓶子(酒壺)が置かれます.
天井は鏡天井
金色部分が追加又は修復された彫刻
左担ぎ
通常名古屋型は右肩で山車を担ぎ上げます.横須賀でも本町・北町・公通の各組は同様です.ところが,この大門組ではどんてんなど右回りの場合は右肩で担ぎ上げますが,左へ回る時には左肩となります.

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